星の宮工業団地内共和化工株式会社さん本社訪問

五反田の本社

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昨年の2月頃から星の宮工業団地で操業してくださっている共和化工さんの東京本社に行ってきました。以前のミックさんの後に入ってくれていますが、益子事業所では堆肥の袋詰めを主にやっています。本社は東京の五反田にあって大きい会社です。公共下水や産業排水処理、畜場汚水処理の分野で活躍している企業で、特に畜場汚水処理では国内シェア90%を超える企業です。この会社の新しい部門として残飯や糞尿・汚泥から堆肥を作る事業があり、その堆肥の袋詰めの一部を益子でやっているところです。是非益子に更なる投資をしていただき雇用と住民税・固定資産税を沢山払ってほしいので伺いました。

伺ってみると共和さんのこのリサイクル事業がまさに今、ごみ焼却場のことで多くの方が考えている生ごみ焼却問題の救世主になりそうで、このタイミングの良さに興奮しています。堆肥センターを果たして造れるのか、開発中の処理機を導入するのか、何が提案するのに良いのかはこれから探りますが、地元にそのノウハウを持った大きい企業があることを生かさない手はありません。来週は担当者ともう少し詰めた話をするのでまた改めて書きます。

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茂木町のアンテナショップ“こだわり商店”

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東京都新宿区の早稲田大学わきにある茂木町のアンテナショップに行ってきました。もともと雀荘で空き店舗になっていた22.5坪の場所を、安井さんという若い経営者が地域のアンテナショップとして開業したいとプレゼンしたところ、茂木町が真っ先に手を上げてくれたことが始まりです。早稲田大学で行われていた地域イベントに参加していたいろいろな市町村にお声をかけたようですが、安井さんいわく、小口町長も阿部元町長も魚屋さんと酒屋さんで元々商売人なので商売の話が早かったようです。茂木の道の駅に出ている製品や野菜が週2回高さ20cmくらいのコンテナで40ケース届きます。

安井さんが経営する店なので、出店経費や運営費は安井さん持ちですが、茂木からの運送費と坪当たり15000円の補助を頂いてアンテナショップとなっています。店には他の産地の食材も並び小さなスーパーという形式で商品も充実させお惣菜も出しています。食事できるスペースを4坪程取っていて、狭いながらもゆったりした店にしています。売り方や商品構成は店主の裁量でやっていますが、店内には茂木の棚田の写真や美しい自然、農作業をする生産者の笑顔の写真等が沢山展示され、美土里館の堆肥を使った循環有機肥料野菜のPR等も行い、都会の消費者に魅力的に広告しています。週に1回は手製のB4チラシを入れており、やはりチラシに載せた商品がバンバン売れるそうです。昨年の10月から営業してまだ3ヶ月ですが売上も上場で、早くも2店舗目を準備中だそうです。茂木とすれば農水省の補助を1部使えるようなのでコスト安で東京の市場調査が出来て茂木の名前を広告できる。安井さんは家賃補助が受けられて流通経費も助かる。商品開発と更なる販路拡大にどれだけこの調査を生かせるかが問われてくるところですが、今のところ両者のメリットになっています。

店を経営する安井さんが実に商売向きの方で、この方をパートナーに持てたのは茂木にとって幸運でした。これからどんどん良いフィードバックが返ってきそうで楽しみです。繰り返しになりますが、この調査を十分に生かして全国に通用する商品を開発して、流通などのノウハウを積んで販路を全国に広められたなら、茂木はそれで食べてゆけるかもしれません。そのくらいの可能性は視野に入っているでしょうが。

ひるがえって益子は・・・遅れること随分と離されておりますが、益子が持つ里山のイメージを最大限利用して、全国展開できる可能性はあるはずですが、一体となった将来を見据えた動きはまだまだです。

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年始のゴミ焼却場

真岡・二宮のクリーンセンターへ行きました。年始のゴミがどのくらいたまっているかの確認と、現状把握のためです。1日の処理料は通常100トンの施設ですが、ゴミをためるピットには230トンほど入っていました。年末年始に備えてその前からピットが空になるよう24時間燃やして調整して行きます。毎日では無いがゴミの多いときは24時間燃やさないとこういう調整は出来ないのです。しかし1週間以上も24時間燃やしていると炉の壁がもたないし許可が16時間の施設なのでやむ終えない時しか24時間は燃しません。ちなみに燃えはじまればゴミを入れるだけで燃やす燃料は要りません。逆に温度が上がりすぎるのでし尿処理や下水の汚泥を投入し温度を下げるのに使っています。最近のゴミはプラスチックやビニールなどの石油系が多いので温度が上がりすぎるのです。通常800度程度で十分です。燃えるゴミの中に1ヶ月に約1トンはカンが混じっていてそのアルミが解けて燃焼効率を悪くするそうです。これらの原因で炉を止めて修理することもあり、年間の定期点検と修理で約2億円かかっています。組合の23人分と市職員8人分の人件費含めた運営で約3億円。合計約5億円がこの施設の経費です。アルミと鉄は売っているので8千万円ほど歳入もあり、私の感想では約8万人分の生活ゴミと工業団地の事業系焼却ゴミを処理するのに掛かるコストとしては安いと感じます。年間のごみ量でわると1トンあたり2万円弱のコストになります。ここは流動床式という約600度の砂を床から吹き上げ、砕いたゴミを上から投入し、一瞬で燃やしてしまう方式で灰になるのは8%程度。途中で粉砕機や集塵機に冷却システムを導入しダイオキシンも基準をクリアしており20年経つ施設としては優秀だと思います。

益子の芳賀郡中部環境衛生組合にも行ってきました。こちらは1日50トンの処理能力で、年始でまだ多い今日あたりでピットには70トン程度入っており、年末の1週間と年始の1週間は24時間燃やしています。真岡も同じですが24時間燃やしているときが結構あることは事実です。真岡と中部で炉の大きさの合計は150トン。いつも16時間で燃やしているので24時間燃やすのであれば炉は100トンで間に合う(150×16=100×24)という理屈には無理があります。現在180トンの炉で計画中ですが、これは現在のゴミ量を5%減らしてなおかつ新潟地震のときのような非常時用の余裕も見たうえで、これからの需要見込みを増減させると180トンになるようです。確かに真岡はこれから第5工業団地も稼動し始めると、雇用が2400人増加し事業系可燃ごみも増え、雇用増加に伴う人口増加も見込まれます。現在も可燃ごみの約半分は今の工業団地から出る事業系可燃ごみです。様々な状況から判断すると今のところ180トンは大きすぎる炉では無い様に思います。

比較のために中部環境の数字も紹介しますが燃焼方式がストーカ式で修理費用が年間3~4千万円。メンテナンス契約が7千万円。運営は組合が31人と町職員が1人の合計32人。人件費含めた運営で4億円。カン鉄類の売上が2800万円・ペットボトルが330万円・紙が250万円・最も大きい有料ゴミ袋の売上が7500万円・更にリサイクルのくるりん館の売上も若干あります。真岡は自転車は破砕処分ですが、益子は月に10台くらいは修理してくるりん館で売っています。

燃焼方式の違いを見て感想は、真岡の流動床式の方があっという間に燃えて灰になるので燃え残りは少なそうです。真岡はペットボトルを売っていないのがもったいないのと、くるりん館が無いので物のリユースが無いのが残念です。圧倒的な差は人員です。真岡は100トンで23人。中部は50トンで32人。経営効率は段違いです。中部は収集も職員ではじまったので人数が多いのですが、今は外部委託を増やしています。当初採用が多い分まだ人数は多いのです。

今後は新焼却場の動きを調べてきます。

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