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くまもと視察

10月2~4日に、芳賀広域議会の研修旅行で、熊本県に行きました。広域議会とは、芳賀郡の1市4町で共同で行う事業、ゴミ焼却や火葬場運営、消防・教育・採用・研修、真岡鉄道や公設市場補助などを行う広域事務組合の議会で、構成市町の議会議長副議長で組織されています。その研修旅行が年に1回あって、私は初めて参加しました。

熊本は植木町にある健康施設『かがやき館』を運営する、(株)くまもと健康支援研究所の松尾代表の話を聞きました。行政から疾病予防に関する仕事の外部委託を受けて、医療機関と情報を共有化し、スポーツジムで必要な運動をプログラムして、管理された食事も提供する。ジムに来ればポイントが溜まり、50点で1000円の商品券として地域の商店で使えるという、医療・行政・民間・商店が連携して、医療費高騰や商店街の再生、雇用の創出などの社会問題解決に挑んでいる状況を伺いました。

平成18年からスタートし、今は1省庁2課1県31市町村8団体と契約して、様々なサービスを提供しています。39才の松尾社長が母校の熊本医大生時代に立ち上げたベンチャーから大きくなったので、同じようにすぐ真似できることではないと直感しますが、標準化して横広がりを意識して活動してくれていますので、今後の広がりに期待したいです。少子高齢化・良くても横這い成長社会において、社会保障を国が丸抱えではやって行けない中、民間の可能性がいま試されています。大いに期待しています。詳しくは http://www.kwsi.co.jp

次の日は宇城広域連合の火葬場『龍燈苑』を視察し、最新の火葬場について学びました。芳賀広域も近々火葬場は建て替えなければならない時期なので、参考にしました。3日目にはSL人吉号という、人気のSLに乗り、真岡鉄道との違いを存分に学びました。さすが全国的に人気になるだけはあって投資もしているし、、とても大きく真似することは出来ません。

それにしても、広域の議員さんで様々学んで来ましたが、果たして広域行政の執行にどれだけ活かせるのでしょうか?私は皆無だと思います。身内の真岡鉄道旅行センターのたぶん言い値の旅行代で、付き添いのみの広域の職員も1人連れて、議員団10人が何かは学んだでしょうが、各議員が能動的に地域医療の社会問題解決に動き出したり、火葬場の計画に知識を活かして入っていったり、SLの乗客増加に個別の提案や改革を持ち込んだりする事は無いでしょう。構成員の懇親にはなっても、広域の末端の市町民の実役には、何も立たないと予想します。この準備や精算に職員がどのくらい働いたのか、それもむなしい時間だと思います。

平成になって早4半世紀、市役所や町役場は、昭和のルーズなお金の使い方は、既にだいぶ改善されていると思いますが、一般に見えづらい一歩奥の公務員の世界は、天下りも含めて、仕事の中身もお金の使い方も、高度成長期の昭和のまま、ノーチェックで流れてきていることが多い気がします。何か改善できる糸口はないか、研究してゆきます。

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