月別アーカイブ: 2012年3月

マイケル・サンデル教授の講義に思う。堅い話ですよ!

NHKの番組で、ハーバード大学教授、マイケル・サンデル政治哲学教授の「白熱教室・ジャスティス」をご存じだろうか?DVDで私も視たのですが、グローバルな世界で共有しうる正義、道徳を追求しています。多様化する価値観と、環境や歴史の違う民族が共存するグローバルな世界で、それらを越えた人類共通の正義や道徳を模索することはとても重要なことではないのか?という講義でした。

この講義自体は3年ほど前のものなのですが、最近はNHKで、日本・中国・アメリカの3カ国の学生を中継でつなぎ、サンデル教授があるテーマを決めて講義をするという企画が行われています。東日本大震災の後は、この震災を通して、我々人類は何を学んだのか、国や民族や複雑な歴史を越えて、我々は本当に助け合えるのか?原子力発電に対して、我々人類はどう向き合うのか?などのテーマです。(NHKオンデマンド放送で有料ですが再視聴できます。)

論理的思考力や理解させる表現力の差、考え方の傾向の差など、3カ国の学生の違いがよく見えます。べき論と実論とをよく分けて考えられるアメリカと、べき論へ実論を近づけようとする日本と、実論重視の中国という感じです。一番子供なのが日本ともいえるし、純粋だともいえます。サンデル教授の講義で一貫しているのは、実は日本の学生に多かったような、共存の理想へと実社会を近づける事へ、政治哲学を使って貢献したいという思いだと私は感じています。

サンデル教授が日本でこれだけ人気なのは、教授の描く、共存できる社会への哲学的貢献に、最も近い感覚を持っているのが日本人だからでしょう。世界がこの感覚に近づけば、人類は平和的に発展できる、そのために、震災と原発事故を経験した日本に、リーダーシップをとってもらいたいという思いを感じます。私もそうあってほしいと思います。

サンデル教授のハーバードでの講義に出てきた、アリストテレス(紀元前380年頃)の政治哲学が私は一番好きです。アリストテレスの言う政治の目的とは、「善き生を生きる、善き人格を形成すること、市民達の美徳を高めることであり、法や諸制度はそのために作られ、決して権利を保障するだけの約束事ではなく、互いの不正義を防ぎ、取引を容易にするためのものではない。」

資本主義経済が行き詰まりを見せる中、各国が将来を模索しさまよう中で、日本こそがこの理想を掲げ、実現に向けて努力できる能力を持った国であると信じています。

3月は、ようやく2つしか書きませんでした。いかんな~・・。

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もう3月終盤・・自治直言№28今週アップ!

今月は今まで何も書いていないまま、今日まで来てしまいました。月初から半月の予算議会を経て、その報告書を先週末に折り込むまでの間は、本当に余裕がない毎日でした。建築のお客様の引き渡しもかぶったのでよけいでした。

いいわけはこのくらいにして、自治直言№28が今週アップします。24日に益子には折り込みを入れました。平成24年度の予算から、ピックアップして報告しています。A3両面で予算書の説明はかなり省かないと入りません。項目はその分少ないですが、省かずに残した項目は、どうしても伝えたい内容です。後ほどお読みください。

そろそろ自治直言も切り張り原稿の印刷ではなくて、PC上で構成しての印刷にします。何かとその方が良いのはわかっていましたが、新しいことを覚えるのを面倒くさがって今まで来ました。今年はやります。さらに、SNSっぽいことも出来たら嬉しく思います。Webでお世話になっている美人担当者と相談してみます。思考する有権者を増殖させなければ、日本の政治は成長しないと思うので。

それにしてももう3月が終わってしまう。もう2回くらい書き込まないと終われませんよね。

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