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年の瀬に思う・・自治直言№27・コラムより転載

2ヶ月に1回発行している議会報告“自治直言”の最新号コラム欄より転載します。4年半で27号まで発行してきました。一定の評価をいただいてきているところです。来年もレベルを上げて、継続してまいります。

《年の瀬に思う》

先日、半年ぶりくらいに、私の仲人さん家に顔を出して来た。法人ではないが、大手メーカーの箱詰めや、袋詰めの内職などを出している工場を経営している。私は学生時代、長期休みのときに良くここでバイトした。

車の運転も、内職さん回りのワゴン車でうまくなった様なものだ。バイト生専用のワゴン車は、少々ここすっても気にならないほどガリガリだった。それでも後ろのハッチドアを開けたままバックしてドア1枚交換したときは、その月はただ働きになってしまった。

仲人さんは立てなくても良かったのだが、世話になったこの方が結婚式を挙げていないことを知って、イタズラをしたくなって仲人になってもらった。結婚式の“ケーキ入刀のとき、司会者にうまく仲人さんをケーキの前につれてきてもらって、新郎新婦からのプレゼントで、先にケーキ入刀をやってもらった。社長も奥さんもビックリして、特に社長さんはボロボロ泣いていた。いい結婚式だったと思う。

そんな社長も年をとったが、元気にフォークに乗って忙しく働いていた。奥さんも娘さんも、みんな元気で働いているのを見るのが嬉しくて、時々、年に1回ぐらいは顔を見に伺っている。近くに行ったときにふらっと寄るだけなのでいつも手ぶらだが、相変わらず缶ジュースをおごってもらっている。

今の仲間も大切だが、昔の仲間はまた別の趣がある。お互いが元気でいるだけでお互いに嬉しい。同窓会もそんな嬉しさがあるから集まるのだろう。46歳でまだ若いつもりでも、5年に1度の同窓会をやると、毎回1人は亡くなっている。元気で生きていることは決して当たり前ではないと思う。

せっかく生かしてもらっているなら、無駄に生きたらバチが当たる。誰かの役に立って今日も生きたら、明日も生かしてもらえるのだと思う。今年もあとわずか。来年も元気で生かしてもらえるよう頑張ろう。

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TPP交渉参加 賛成の理由

多くの政治にかかわる方々が、この件に関して態度を決めなくてはならないときに来ていますが、私は一貫して交渉参加に賛成の立場です。今までの交渉で、いったい何がどこまで討論されているのかを、実は日本は分かっていません。伝え聞く噂話のレベルで、懸念事項が声高に騒がれています。まだ決まってもいない条件に右往左往するだけで、自ら自分達の未来を切り開こうしない人が多すぎる。一般人なら仕方ないが、政治に携わる人達が、外交の戦場で戦おうとしない、更には戦いの邪魔をするのは、存在そのものが罪つくりです。好もうと好まざるとに関わらず、もう避けて通れない、関税撤廃が広がって行く世界自由貿易情勢の中で、多国間で決める今回のTPP交渉。おそらく今後のグローバルスタンダードとなってしまう条件が決まって行くその過程で、強国アメリカが自分勝手に決めようとする条件に対して、アメリカから誘われているという好条件をバックにして、我が日本が、TPP参加を表明している小国たちの利益を代表して、必死に我々にとって有利な条件をねじ込まなければ、この先の国際貿易戦争の中で、取り返しのつかない不利益を日本はこうむることになります。日本不在で決まったTPPの条件であったとしても、アメリカは今後それを世界標準としてしまうでしょう。今後はその条件を飲まなければ、アジアにおける自由貿易協定のもっとも大きな枠組みFTAAPにも、日本は入れなくなるでしょう。その条件を嫌い続ければ、激しさを増す自由貿易競争の中で、日本は孤立してしまいます。日本は孤立しては生きてゆけない島国であり、国民が飢えてゆくことになります。確かにこの関税撤廃の自由貿易時代における、日本の農業部門の生き残りビジョン作成は急務です。それを成し遂げる工程表・そこまでの補助策や支援策の提示は早急に必要ですが、それが決まるまで身動きが取れないようでは、日本は経済的に沈没します。今が瀬戸際だと気づいて欲しい。後ろ送りにできない状況であり、どんな反対があっても交渉参加を押し切らないと、日本は太平洋戦争に入って行ったときと同じ過ちを繰り返してしまう。

NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」をご覧になった方はお分かりだと思うが、日本国政府は国力の違いすぎるアメリカとの戦争は出来る限り避けたかった。天皇陛下はもっと戦争を避けたかった。しかし、戦争消極論を唱える社説を書いた新聞社は、不買運動で国民から干されるし、ドイツとの同盟をせきたてる新聞、戦争早期開戦を謳う新聞はうなぎのぼりに売れるし、世論はマスコミとともに開戦一色に染まっていた。世間と軍部を敵に回せるような命知らずな強力なリーダーは、5.15事件や2・26事件を経たうえではそうは出ません。反対意見を冷静に聞いて判断する理性を失った思考停止状態の国民と、それに迎合して売り上げを伸ばし、偏った記事しか書かなくなったマスコミの相互作用により、日本は戦争から逃げられなくなりました。TPPの議論に関して、同じ構図が私には見えます。目の前の利益と不利益しか見えない国民と、それを面白おかしく騒いで注目を集めようとするコメンテーターや報道番組により、今のこの、日本の生死の瀬戸際という状況に気がつく人があまりにも少ないと感じています。

TPPに参加しようがしまいが、どうせ後で押し付けられる世界標準条件です。今後もっとも重要になるであろうFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏構想)の条件もこれが基準になります。さすがにFTAAPに入らずには生きてゆけない我が国です。TPP交渉にも参加せずに、後で無条件でFTAAPに入れてもらうようでは、日本の将来は惨めです。だから基準が決まる前に、日本の今後の生きる道を残せるような条件を、他の小国と連携して必死で押し通す交渉をはじめなければなりません。これを避けることは、国家の自殺行為だと主張します。よってTPP交渉には今すぐ参加すべきです。

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天皇陛下のお言葉の謎・解消!

YOUTUBEで見られますが、天皇陛下からの被災地へのメッセージが3月16日に放送されました。その中で、私は、陛下が使われた「雄雄しさ」という言葉が、どうしてここで使われたのかが実は引っかかっていました。なんでだろうと頭に残っていたわけですが、先ほどある季刊紙を読んでいて、明治天皇の御製の句を見つけて気がつきました。明治天皇の作られた次の和歌になぞらえてのものだったのでしょう。「敷島の大和心の雄雄しさは 事あるときぞ現れにける」※敷島=日本。 今上天皇のメッセージでは「・・・そして何にもまして、この大災害を生き抜き、被災者としての自らをはげましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄雄しさに、深く胸を打たれています・・・」とつながっているのです。私はあと何十年かのうちに必ず死んでしまいます。長い歴史の上では、砂粒のような存在ですが、私の祖先も私も、そしてきっと私の子孫達も、ずっと天皇家から日々の暮らしの安寧を祈っていただいています。そんななが~いありがたさを感じた今日のうれしい“気づき”でした。

 

 

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中田宏氏の講演会にて

昨日、宇都宮市で、前横浜市長・中田宏氏の講演会があり、友人の誘いで行ってまいりました。中田氏は日本全国ネットで後援会組織“万縁の会”を持っていて、その栃木県支部の主催講演会でした。なんといっても輝かしい政治履歴の持ち主ですが、今は要職にはついておらず、前杉並区長の山田宏氏とともに立ち上げた、日本創新党の活動を中心に動いています。私も最も気になっていた、中田氏のこれからの動きですが、講演会の質問に答える形でうかがえました。とにかく末期の日本の財政状況を、今こそ政治で大至急改善するべく、仲間を募っている状況のようです。彼らの旗印の元に、どれだけの力を集められるのか。党派を超えて事がなされることを、心より私も切望しています。このままの予算編成では、わが国の財政は、あと持って2年でしょう。発行国債がほぼ国内で消化できる状況は、2年足らずで終了です。その後は円の信用失墜。金利の急激な上昇と超円高、企業・銀行の連鎖倒産とハイパーインフレがやってきます。ガソリンが高くて買えない、食料が十分行き渡らないという、信じられない日常が近づいています。そこから立ち直るのは至難の業ですが、そうならないと一般国民が気がつかないとすれば、やむをえないのか。事が起きてからでないと制度やルールが大きく変えられないのか、出来ればその前に手が打ちたい。そんな思いで中田さんたちも頑張っていると思います。私も“その日”に向けて、準備を怠りなく、真っ先に行動できるよう鍛えなくてはなりません。ひとりで何をあせっているのかと見えるでしょうが、私にはこの悪いシナリオがリアルに3Dで見えすぎて怖いのです。

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大変ご心配をおかけしました

記事が見られなくなって1ヶ月以上たったでしょうか?皆様には大変ご心配をおかけしました。長岡さんどうしちゃったのと、ご連絡いただいた方もおりまして、大変お待たせをいたしました。ようやく直していただきまして、再び配信できるようになりました。

配信できなかったこのところ、ツイッターでつぶやいていた内容をココに並べておきますので、この間の記事としてお読みください。今後ともよろしくお願いいたします。

5月28日
トリウム溶融塩炉の研究を長く続けていらっしゃる古川和男氏の記事を読みました。仮に炉体が爆破されても漏れた溶融塩はすぐ安定したガラスに固化するのみという安全性です。「原発安全革命」という本が文春新書から出たばかりです。私も更に調べます。
6月14日
私はトリウム溶融塩炉原発に期待をしている。早く日本で1号機を稼動させるべきと思っている。できれば私の地元に作りたい。事故にもテロにも安全・小型で内陸に建設可・燃料確保もリサイクルも容易・プルトニウムを発生せず軍事利用に向かない原発。技術屋日本はこれで人類の利便に供与し生き抜く。
6月7日
明日で定例議会が終了です。本日一般質問を終えました。首長とのやり取りはやはり面白いです。自分の言葉でお互い議論しだすと本音が見えてきます。本音まで行くと、議論はより有意義になるのです。
6月9日
となり町の議会を膨張してきました。2人の一般質問を聞かせていただきましたが、時間ばかりかかったやり取りでした。なかなか、首長と丁々発止という質問は見られません。質問の表題から関連させて議論を進め、言わせたい言質を取るということが、難しいけど面白いと思い、試みています。
6月21日
今日県議会の委員会を傍聴してきました。説明者以外の県職員が委員の5倍くらい張り付いていたわりに、質問や意見は深みの無いものだった。やはり予想した程度の範囲内だった。このレベルで承認がされているようでは、県財政の破綻まで一直線だ。彼らに、破綻は失業であると理解させないといけない。
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産業界の凹みを、復興支援というインセンティブで取り戻せ!

地震発生から早くも17日がたちます。ようやく益子でもガソリンが並ばなくなりました。屋根工事もいくつか始まっています。24節気のひとつである “啓蟄”(土中の虫たちも動き出す)に遅れること20日あまり、ようやく世の中の人と経済が動き出した感があります。経済界が早く回復し始めないと、日本 国そのものが世界で稼げなくなり、危機が国中に及んでしまいます。地震と津波だけでなく、さらに原発の被害の広がりも重なって、まさに未曾有の国難に直面 しています。こういう時こそ政治が力を発揮するときです。

全体のために何を優先するか?これを英断し実行できる政治家が求められています。地方においてそれは何か?益子の場合、観光イチゴの来場不足をどう 補うか?焼き物の販売減はどうするか?基本は被災していない地域への直接復興支援販売かと思いますが、早く動いた産地の勝ちでしょう。募金活動ではなくて 直接に買ってもらって復興支援してくださいという方法です。他にもいろいろ考えられるでしょうが、各業界がうまく行政のお墨付きを利用して、早く動くこと が寛容でしょう。地方においては地場産業、国においては自動車や家電などの基幹産業の凹みを、政治を使っていかに取り戻すか!震災復興というインセンティ ブをおもいきり前にだして、ホットなうちに稼ぎを出すことも必要だと考えます。

 

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寄付金控除が変わる!?

認定NPO法人への寄付金に関する法案が、今国会に提出されています。寄付金控除の対象になるNPO法人などの認定を、国から地方(県)に権限委譲することと、寄付金控除の割合も増やそうという法案です。上限はありますが、たとえば自分の支援したいNPO法人に20万円寄付したら、10万円の税額控除になるという感じです。今までは6万円弱の控除でしたので6割増しです。控除額も増えますが、何しろ控除の認可をされる団体が大幅に増える法案なので、身近な団体がどんどん控除対象になり、これはと思う身近な団体を、直接支援することが出来やすくなるのです。とっても良い法案だと思います。昨年末からのタイガーマスク現象で、寄付をしたい人はたくさんいることが分かりました。このような寄付をする気持ちを伸ばし、育ててゆく制度として、わが国に寄付文化を定着させるいいチャンスです。

しかしこの法案が、国会の政争の中に巻き込まれていて審議が進まず、会期中に成立しないかもしれない。関わっている超党派の議員たちでは全員賛成であるのも関わらず、各党の思惑で審議できないようでは、国民生活と国会はますます遠ざかってしまう。ぜひすぐにでも通して欲しい法案です。

これからの地方自治体は、支え合いがキーワードです。誰かを支えると自分も誰かに支えられる。これが出来るだけ直接見える形で回ってゆく仕組みが必要と考えます。町民が行う他者への支援に対して、町税が軽減されたり社会保険負担が軽減されるような、または町税の一部を、行政が関わる団体に直接寄付して、それをもって納税とするなどです。出来るだけダイレクトに資金を回すことで、補助金を減らし職員の事務を省き、小さな行政にシフトしてゆく。人口減少と高齢化、経済の縮小を避けられない日本の現状から目をそらさずに、みなで支えあえる社会への方向付けとして、その第一歩となるような寄付金の法改正なので、今国会での成立を切に望みます。

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