安全・お日待ち

私の住む地域には、お日待ち という、地域のまあ、飲み会があります。若い衆お日待ちといっていましたが、とても若い衆といえる年齢構成でなくなったので、安全・お日待ちとなったようですが、地域の一軒が当家となって準備をして、会費を集めて大体20人くらいが集まって11時から6時頃まで飲み食いします。当家は大変ですが、このときしか一緒に飲めない方も居るので、地域のつながりには必要な飲み会です。私のように移り住んできて参加しているパターンは珍しいのですが、基本的に地域に住んでいる方は会費さえ払えば誰でも参加できます。お日待ちに来る方は平均60歳手前くらい。其の息子達はお祭りの若組に入っているか、もう少し下は育成会に入っていたり、その子供達は子供お囃子会に入っていたりで、どこかで繋がっている人が多いです。大勢住んでいる地域ですから、もちろん何処にも繋がらない親子もたくさんいますが、縁があれば繋がれるステージがいくつも在ることは、ありがたいことです。

これからは、よりいっそう地域のつながりが重要になってきます。なぜか?日本全体が経済的に縮小してゆくからです。経済的に拡張してきた今までは、隣近所とは関係ナシに生活が出来ました。すべて必要なものは自分の家で買えばよかった。経済的に厳しくなると、隣近所で貸し借りが始まります。遠くへ出かけなくても近所で楽しもうとします。お祭りや地域のイベントは、お金の掛からない楽しい時間を過ごせます。お酒飲みも、誰かの家や公民館で充分楽しめます。むしろ飲み屋よりずっと楽しいです。

高度経済成長も日本のためになりましたが、経済の縮小も日本のためになります。本来の人間的な生活は、日常の中に沢山の幸福を見出すことです。非日常的な楽しみは時々で充分で、日々の幸せを感じる感性は、力をあわせて生きてゆく社会に育ちます。経済縮小の功罪はバランスしています。

どうやら来年も、大変でも受けてくれる当家が決まりましたので、お日待ちも続けられそうです。7時間も飲み食いして話しているといい加減つかれますが、楽しい1日でした。ありがたい1日でした。

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