時々思考をまとめると、いいと思う。

平成20年の6月に、自分の思考をまとめたことがありました。ちょうど、家訓作りを学んでいたことや、事業上の新分野話があった頃で、いろいろ考えたんですね。政治のことや国防のことも真剣に考えてまとめていました。改めて見返してみると、今は考えが修正されていることも多いのですが、時々このように自分の今を見て将来を見て、“何のために”“どこへ”を考えることは、やっぱり意義ありますね。年末になって改めて取り組んでみようと思います。

ご参考までに、20年6月に“国防”のことに関して考えた文章を載せてみます。、興味があって暇だったら読んでみて下さい。基本的に理想はこうありたいと今も思っています。

国防

国民は武力で守れるか?

―世界最大の武装をして、世界中の都市や重要施設に対して世界最速で飛ぶ数万発の核ミサイルを配備すれば、どの国からも国民を守れるが、中途半端な武装では守れない。

中国でさえ1回に1000発も狙い打ちできるミサイルをもっていて、世界中に何万発も核弾頭を付けた高性能な大陸間弾道ミサイルが配備されている現代において、日本は小さな島国であり、爆弾攻撃に対して無防備な大都市に政治経済が集中し、原子力発電所は55箇所もあるので、相手が本気になって1回に100発もミサイル打ち込めば、日本列島は跡形も無くなります。武器が進化した現代において、武力攻撃を想定せずに国家形成をしてきた日本では、武力で国民を守れません。

世界最大の武力を持つアメリカの1部隊として協調すれば、守れるのでは?

―アメリカが日本人と同じく〝義〟〝仁〟を重んじる国なら信頼できるが、国益至上主義の国なので(核廃絶・CO2削減参加せず等)協調しても都合が悪くなればすぐ切られる。その証拠に、ロシアの漁船拿捕も北朝鮮や中国の領海侵犯もテポドン発射も日本海での油田開発も、アメリカに対してやったら開戦クラスの多くの事件に、アメリカ軍は全く動かなかった。日米安保は、アメリカの国益を脅かす事件以外は機能しない事は証明されている。つまり、アメリカについていても国民は守れない。

妻や子供を私は守れるか?

―侵入者や暴漢から守りたいが、四六時中そばには居ないので実際は守りきれない。無差別的・突発的な事件からは守りようがないが、怨恨による被害は、憾みを買う様なことをしなければ防げる。憾み妬み嫉みを受けないように生活することが家族の防衛となる。和を以って貴しとし、分度をわきまえ質素に暮らし、譲り合い助け合う日常を過ごしていれば敵はつくらず、結果的に妻も子供も身を守ることが出来る。更に、そんな暮らしをする良民は、侵入者や暴漢から神様がきっと守ってくださる。

戦争はなぜ起きるのか?

―相手の国が嫌いだから。相手の国民が嫌いだから。若しくは戦争しないと自分の国が生きてゆけないから。これには2通りあって、大東亜戦争のABCD包囲網のように、兵糧攻めに遭って窮鼠猫をかむの場合と、武器生産国が、需要を喚起しないと在庫がたまり売上が伸びないので戦争を起こす場合とがあります。

自国を戦争から守るには?

―他国から嫌われなければ良い。更には、日本人が好きで、日本が好きな人を世界中に作れば攻撃されない。たくさんの貢献を世界中に行うことで日本のファンを作ることが出来る。人の支援・金銭の支援・技術の支援・様々な人道的な支援を世界中に行うことを日本の国是とし、地球上に日本国が存在する意義を明確に〝全人類の豊かで平和な和合実現のために日本国は存在する〟と明言し、〝人道支援国家〟宣言を行い、実行してゆけば日本は守れる。

 

 

なぜ日本が〝人道支援国家〟宣言か?

―日本の現在の繁栄は、世界中の国や人々に支えられて成立している。世界中の資源に頼って製造業を行い、国民の食料も世界中から供給して頂き、世界中の方々に製品を買っていただいて生活している。世界中の方々や国にお世話になって成り立っている国です。この大恩にどうして報いないでいられましょう。報恩の徳を以って世界平和に貢献しなければ、妬み嫉みで日本はつぶされます。日本人はその得意な技術力で世界に新たな価値を生み出し、その成果は世界へ還元してゆく。共存共栄こそが日本の生きる道です。

人道支援国家成立のために1番の障害は何か?

―もともと日本では嫌われ軽蔑されていた、奢侈・贅沢・物質主義・競争主義などの価値観や生活習慣が、西洋化した暮らしの中で蔓延してしまったことが1番の障害です。東洋思想の〝質素倹約・分度推譲・積小為大・報恩以徳〟などを国民生活に浸透させることが必要です。価値基準の原点回帰及び生活習慣の前近代化が必要です。全国民が懸命に働いて、質素で手間隙の掛かる以前の暮らしを喜んで行うことで、他国を支援する余裕を作り出さなければなりません。さらに重要なことは、教育によって伝統的な日本の価値観を復活せねばなりません。贅沢を捨てなければならない多くの国民の抵抗が、最も大きな障害となることでしょう。

今までの国家安全保障はどうする?

―防衛上武力が無意味だと結論付けることは、アメリカに対して日米安保条約不要論を突きつけることであり、アメリカの基幹産業である軍需産業を否定することであるから、アメリカの敵意をうけることとなる。アメリカを、武力を必要と認めさせるために、裏でのアメリカの工作で、日本にミサイルが何発か打ち込まれることだろう。日本が世界に必要とされる真の平和国家となるために、先人達が望んだ、世界から尊敬される平和国家となるためには、この犠牲は避けられないだろう。今こそ、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、全アメリカ軍基地を撤退させ、自衛隊は内乱用の小規模な武器以外は売り払って、今後は人道支援部隊として世界で活躍してもらう。武器購入の予算も全て人道支援に回せれば、世界中の飢餓を無くせるかも知れない。基地は人道支援部隊の施設として使い、多くの隊員を新たに募集して雇用を増やし、国内経済も向上させる。

うまく行けば世界は変わる。

―核ミサイルが何万発もある現代では、大きな戦争が起きれば人類は滅亡します。分かっていても武装しなければ安心できなかった世の中に、人道支援のために存在する国家が誕生し、世界中の人が助け合い分かち合うことの素晴らしさに感動し、非武装でも国家の安全を確保できることが証明されれば、世界中の武器は減少し、人類の平和な時代が訪れるかもしれません。その先鋒の役目が出来るのは、どう見回しても日本しかありえません。世界一伝統のある皇室をいただき、東洋思想の結実した精神文化を持ち、過去において戦争による過ちを犯し、原爆という人類最大の大量殺戮に遭い、奇跡的な経済復興と成長を果たし、バブルの前後を経験し、人口減少と少子高齢化に直面し、経済的に下降してゆくさなかの日本。世界中のどの国よりも様々な経験を積み上げてきた日本だからこそ、人類の非武装化に向けてのリーダーシップが取れるのです。逆に言えば、それ以外に、日本が、人類が生き残れる道は無いように考えます。

平成20年6月20日 長岡 景介

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