事業仕分けの終了をうけて石井紘基氏を思う

27日に行政刷新会議の事業仕分けが終了しました。公開で行われ、延べで2万人以上が傍聴に来たようです。この模様を会場でTVで見た多くの方は、特殊法人などの天下り先がいかに無駄な中間搾取しかしておらず、ただ役員報酬を取るためだけの組織となっているかを知ったところですが、同じ中間搾取は多くの政府系法人で行われており、さらに下請け孫請けのファミリー企業も搾取を繰り返し、そのお礼に自民党へ多くの献金をしています。この辺は事業仕分けでは証されていませんでしたが、これらの腐敗した仕組みは、政権交代がなければ多くの方に知られなかったわけです。私はこのような仕組みを1年前に一冊の本から知りました。石井紘基さんという民主党の衆議院議員が2002年2月に出した本です。石井さんはその年の10月に右翼に刺殺されてしまい、定価1700円のこの本も絶版となり手に入りづらく、私は昨年ネットで1万円強で求めました。特別会計という国民の目に触れづらい財布を通して好き勝手に税金を無駄使いして、天下り法人をつくリまくり、自民党への献金ルートを同時に造る政と官の公式横領制度。細かくその内訳を調べ上げ、丁寧に解説してくれているこの本の中身の一部が、今回の事業仕分けで国民の皆さんに広く知れることになったわけです。石井さんを殺した犯人は無期懲役で拘置所におりますが、今年の2月に拘置所から、実は人に頼まれて殺したことを告白しています。さらにヤミ金融と政治のつながりを暴こうとして殺されたようですが、石井さんの不正に対する徹底した調査とそれを公表する勇気は、私のあこがれとするところです。石井さんの指摘が7年経った今ようやく改善されようとしています。とはいえ事業仕分けの段階は、やっと改善のスタートに立ったくらいのところです。大きく実って欲しいと思います。出来ればすぐにでも東京へ行って、不眠不休で手伝いたいくらいです。

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