大田原市教育委員会訪問

13日に大田原市の教育委員会を訪問いたしました。以前から行きたくてしょうがなかった所です。12日に鬼怒川で芳賀郡の議員研修があった帰りに寄らせて頂きました。小沼教育長様の話を聞かせて頂きまして、改めて自分の背筋を伸ばしたという感じです。

ご存じの方は少ないでしょうが、大田原市の中学校の歴史教科書は、何かと話題の多い扶桑社の歴史教科書です。平成17年の採択を最初に今回平成21年の採択も同じく扶桑社の教科書です。17年当時は、東京都の中高一貫校や、私学での採用はありましたが、一般の市レベルでの採用は大田原だけでした。21年採用は、横浜市や杉並区、今治市なども採用しましたが、依然数えるほどです。

小沼教育長の並々ならぬ決意と、千保市長の十分な理解があって初めて採択となったようです。抗議文やメール、民団などの圧力も何度もあったようですが、教育委員会全員と市長の決意で乗り切りました。市長も教育委員も関係する人は実に熱心に各社の教科書を読み込みました。そこで全員が同じ結論に達したのです。この教科書以外に、自信を持って大田原の子供たちに提供できる歴史教科書は無いと。

教育基本法が改正され、社会科歴史分野の4つの目標が示されました。                        1・我が国の歴史に対す愛情を深め、国民としての自覚を育てる。                 2・我が国の発展に尽くした歴史上の人物、文化遺産に対する理解と、それらを尊重する態度を育てる。                                                 3・他民族の文化生活に関心を持たせ、国際協調の精神を養う。                  4・歴史に対する興味関心を高め、歴史的事象を多面的、多角的に考察し、公正に判断する態度を育てる。

これらの目標に最も合致する教科書は扶桑社版であるという結論に全員が達したというわけです。

実際に扶桑社版を取り入れてから、学習到達度調査の歴史科の点数の伸びは顕著です。全国データとの差異が以前よりも開き上昇しています。

そのほかにも大田原市の教育には独自性が見られ、漢字と計算のオリジナルドリルがあり、市独自の検定で子供たちをのばしています。市の小中学生の学力データは県平均の遙か上を行き、秋田や福井に次いで3から5番目くらいの点数だそうです。とにかく教育に本気で取り組んでいることが伺われます。

小沼教育長を見ていて、思わず吉田松陰の決意の言葉が思い出されました。松下村塾を通して松蔭が目指していたこと、「松下陋村なりと雖も、誓って神国なさん」 のように、小沼教育長が「大田原陋村なりと雖も、誓って神国なさん」 と云っているようでした。まさにそうなるような気がしてきました。教育長直筆の書が部屋に飾ってありました。「いまやらねばいつできる おれがやらねばだれがやる」 是を見て自分を鼓舞しているそうです。本物です。

益子町も神国の幹となれるように、教育に力を入れたいと思う所です。私のやれるところから初めてゆきます。                                   

投稿カテゴリー: 教育, 調査報告, 議員日誌. 固定リンク.

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