藤原和博さんの講演会

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杉並区立和田中学校の前校長・藤原和博氏の講演会を聞いてきた。民間校長としてその手腕を発揮して、放課後の学校における塾とか、よのなか科という授業とか、独自の信念で世論と戦いながら進んできた藤原さんですが、今はリクルートの後輩を二代目の民間校長にして引き継いでいます。2003年に東京都で民間人初の校長になり、統廃合寸前の169人になっていた和田中を5年後には350人にして8年後の現在は450名、区で23校中21位だった学力を1位に引き上げ、おまけで部活動も強くなり、特に英語は全国全中学校中20数番目まで来て、2代目の代田校長になって更に全体に伸びていると言います。伸びる子を伸ばすとその子達が先生になってくれて周りも伸びる効果が顕著で、結果全体が伸びている。特に良いなと思ったのは、隣の児童養護施設の子供達も、和田中の塾が低料金なので参加できていると言うこと。彼らこそ学習環境が一般家庭より整っていない中で、自分の力で世の中を渡って行かなければならないと言う境遇なので、学力は普通以上に大事なのですが、とても民間の塾には予算上行けませんが、1コマ500円程度なので施設の費用で出してあげられているそうです。実に嬉しい話です。

そして私たちに対しては、今までの正解を見つければいい時代は終わっていて、正解が決まっていない今の世の中では、情報収集力でなく情報編集能力が大切で、一人では無く人と繋がって答えを導けるように私たちが変わらなくてはいけない。子供達の伸ばし方もこれが基本だと学び、質問の仕方一つで頭が固まってしまうか自由に発言できるかの違いも経験もさせてもらいました。とにかく話がおもしろくて伝え方も上手で、さすが元リクルート全盛期の新規部門部長だけ有ります。こういう人が校長で授業もやってくれて、周りの先生もどんどん伸ばしてくれてるんだから学校も伸びるよね~。

最後に、私たちの人生で、後半スローダウンしてショボくなって行く人生ではなくて、次々に山・ピークを作り出して楽しい人生にするための『坂の上の坂』の話をしてくれました。藤原さんの本のタイトルですが、坂の上にまた坂を造って行こうと言うことです。

大阪市がこの4月から公募の民間校長が11人誕生するそうです。素晴らしい人たちが全国から参加してくれているそうで、藤原さんのような、また違ったタイプでも、今までの教育界の常識に捕らわれない校長先生達の活躍が期待されて、今後の大阪市が楽しみです。とにかく良いと思ったことは困難でも挑戦してみようと、今日改めて思いました。

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