休眠口座活用シンポジウム

CA3C0196

東京の日本財団ビルで、休眠口座活用のシンポジウムがあって参加してきました。ノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス氏の講演がまずあって、途上国や貧困のあるアメリカにおいても成果を上げているマイクロクレジットの話、韓国やイギリスで始まっている休眠口座を活かしたファンドの話。日本のユニクロやワタミ・雪国まいたけの、バングラディッシュにおける社会貢献ビジネスの話、そして何よりも、今の日本に大いにエールを送っていただき、日本の若者や元気なシニア達の、もっと生き生きとしたフレッシュな活動に大いに期待してくれています。我々日本人は、国内においても国外においても、これからますますソーシャルビジネスを伸ばさなければ成りません。改めて深く認識した講演でした。

本題の休眠口座活用に関しては、その必要性は昨年7月に民主党政権が閣議決定した流れを、自民党・公明党の現政権も引継ぐようで、超党派の議連が立ち上がる様子がうかがえました。年間300億くらいの休眠口座が社会のために使えるようになる機運が見えました。よりその資金を活かすための仕組みが慎重に組まれなければ成りませんが、そこは進行をやってくれた保育のNPOフローレンス代表・駒崎さんや、草分けNPO・ETIC代表の宮城さんなどの関わりで、よりよく仕上げてくれると思います。我々は我が地元で、休眠口座のお金の活用先に選んでもらえるような、元気のいいソーシャルビジネスの起業を養成してゆかなければ成りません。今時の若者も、今時の元気なリタイヤ組も、たくさんソーシャルな分野で起業してもらいたい。それを資金面や手続き面でサポートしてあげる仕組みは出来ないか。これからの官民の関係は、相互補完の必要十分条件のような間柄になるでしょうね。自由でフレッシュな発想で、田舎の問題もいくつかは、改善できると思うんだよな~。発想を柔らかく!大胆に!まずは行動!

シンポジウム終了後に、駒崎さんに一つ二つ提案をして帰ってきました。彼も気づいていましたが、今は受け取っていない、預金利子の1円未満の端数分、これを社会のために集めて活かしたらすごい原資になる。また、預金利子の下1桁を、みんなで社会のための基金に寄付する良い習慣を、全国民的に進めたらこれもすごい金額になる。ぜひ、休眠口座を活かす基金・ファンドを作るときの銀行システム改修の時に、あわせて行えないか議論してくれるように頼んできました。

私の好きな二宮金次郎の道歌に『昔より人の捨てざる無きものを 拾い集めて民に与えん』とあり、まさに、世の中の、厳密には捨ててはいないけど無いも同然状態のもの、これを拾い集めて貧しい人たちに与えれば、これをきっかけに彼らは立ち上がり、貧困から脱せられるという教えと、マイクロクレジットや休眠口座の活用は、ぴったり当てはまると思います。金次郎の時はそれが荒れ地の開拓であり、鍋のそこに付いたすすの再利用だったのです。現代でも、考えればもっとあるよきっと。とにかく、今やれることを考えてすぐやろうと思いました。

投稿カテゴリー: 調査報告, 議員日誌. 固定リンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA