安倍ノミクスへの期待と不安

安倍総理の緊急経済対策 、アベノミクスが話題になっている。3本の矢①大胆な金融政策②機動的な財政政策③民間投資を喚起する成長戦略がメインだが、まず、私は安倍総理の①金融政策の方向に関しては大賛成で、インフレターゲット2%を政府と日銀が共有することに大いに期待している。元財務大臣で大蔵省出身の民主党顧問・藤井裕久さんなどは、大反対しているが、決して彼が言うようなインフレが止まらないようなことには成らない。リーマンショックを受けて、アメリカ・イギリス・EUどこの先進諸国の中央銀行も金融政策も2%以上のインフレターゲットで金融政策を大胆に(通貨量を2倍から3倍に引き上げ)行っても2%のインフレまでどうしても届かずにいる中で、日銀だけが1.25倍くらいしか増やさないものだから、円が一人だけ高く成っちゃって日本だけがデフレを続けていた。お金の量がドルが3倍になっても円が1.25倍しか増えてなければ、円が高くなるのは当たり前でしょう。だから、自民党が政権を取りそうになった中で、安倍さんが日銀にも世界標準ぐらいの大胆な金融緩和をうながすと言ったとたんに、円の一人高は解消されてきて、株も上がっています。当たり前の事をやれば当たり前の結果が出ます。やっぱり藤井さんのような古い人は新しい経済政策を受け入れられないんでしょうね。日銀も組織が古いものだからの頭が堅くて、世界の中央銀行と張り合えなかったんでしょう。おかげで日本国民は一人負けに苦しんで、エルビータ も日銀がつぶしたようなものです。

②機動的な財政政策は、公共投資の増加や軽減税率などの税制優遇措置が、どうか族議員と官僚・業界の癒着復活につながらないようにお願いしたい。どうもそうなりそうだけど。税と社会保障の一体改革を進める上で、マイナンバー制導入がまず必要で、消費税では軽減税率ではなく、給付付税額控除で低所得者救済と少子化解消も誘導出来ることは安倍さんも絶対知っているはず。利権を復活させる方向ではなくて、有るべき方向へ政治を進めて欲しい。

③の成長戦略は、今まで自民党が何十年も何十兆円も本予算補正予算でいろいろつぎ込んできたけど、そのたびに単発の経済効果で終わっています。官がやるとそうなるものです。今までとどういう違いで成果を出せるのだろう。これも今までの自民党お得意の、政治家・省庁・業界のうまみ分け合い構造に成りそうで心配だ。

とはいっても、最も大事な金融政策が、期待通りの大胆な施策として具体化すれば、円が100円弱ぐらいで企業が世界で競争しやすくなり、平均株価も1万5千円程度まで回復するでしょうから、景況感が漂い、来年には庶民の給与も少しアップするでしょう。そこで消費税アップが水を差しますが、乗り越えるられるだけの成長ができるよう、日銀と安倍さんの頑張ってもらいたい。

長くなりましたが、一応経済学部で国際経済をかじっていた者として、いろいろ読んで考えた上で、自分の頭をまとめる意味でつづってみました。

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