TOSS(教師のスキルシェア組織)の活動から

先ほどまで、TOSSの栃木県代表の方と話をしていた。以前からTOSSの活動は知っていたが、直接関係者と話をしたのは初めてです。自分たちで集まって、教材研究や授業スキルアップ、教師としての様々な力量を付けるために集まっている組織です。確かゆとり教育の始まりの時も、教科書から省かれてしまった大切な部分を、補強する教材を自分たちで作っていたと思う。当時は流れに反する批判を受けたと思うが、ゆとり教育の失敗が認知された今日からふりかえれば、こっちの方が正解だった。

栃木県でも11の地域に分かれて、毎月お互いに研鑽しているという。若い先生方を対象にしたスキルアップの研修も企画して行っているという。こういった事こそ、本来教育行政で行う事である。

前々からおかしな事だと思っているが、大学出の新卒教員もベテラン教員も、お互いOO先生と呼び合い、クラスを持てば相互不可侵という、教育界の非社会的慣習。実力も人間性も実経験も、雲泥の差の教員同士に明確な上下が無い世界はおかしい。勘違いをして世間からずれる可能性が高い。

師範学校の在りし頃は、教育の目的は、国家に対する人的貢献であるという事は肝に銘じられていた。眼前に居並ぶ幼子らを通して、他日、20年後30年後の現実社会の一角を改めずんば已まず!という絶大な願いを内に抱き、心血を注ぐ教員を目指させた。森信三先生の本にそうあった。その時に彼らを助ける立派な道具を持たせたくて、各教科を教授するというのが順番だ。今の教育には、芯にあるべき人的貢献の目的が影を潜めてしまった。

親も、森進一の「おふくろさん」の歌詞にあるように、「おまえもいつかは世の中の、傘になれよと教えてくれた」ように、少なくとも人様に迷惑を掛けないように、出来れば世の中のお役に立てるようにと、育てました。この基本に、日本全体が原点回帰しなければ、社会の病魔は増殖するばかりです。

TOSSが勧める「親学」も、家庭教育の原点回帰を進める活動の一つでしょう。親がどうあるべきかを学び、つまり人間としてどうあるべきかと共通すると思いますが、そして今わかっている効果的対処法の学びもあります。これも日本全体のあるべき原点回帰への、重要な入り口だと思います。

教育行政が大手を振って、堂々と毅然とした態度で、日本のあるべき原点回帰を押し進める日を目指して、今後必ず活動します。

今日は良い情報収集と課題設定が出来ました。

 

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