東京de寺子屋・5回目の参加

27日に行われた寺子屋は、小栗上野介忠順(おぐりこうづけのすけただまさ)を学びました。徳川幕府最後の勘定奉行として活躍し、新政府になってすぐ斬首されたほど恐れられた幕臣。あまり語られることの少ない偉人ですが、最も注目する功績は、横須賀製鉄所の建設を断行した点でしょう。日米通商条約締結のために、咸臨丸を従えて、サンフランシスコに降り立って後、アメリカを横断し、世界1周をしてから帰国したこの俊才は、何よりも工業の近代化を急ぐ事が今の日本には最重要との認識を持ちました。幕府が駄目でも、土蔵付きの売り家を、次の日本のために遺してゆければ名誉ではないかとの広い考えの下に製鉄所を作ったのです。後にこの製鉄所で造船も盛んに行われ、欧米の帝国主義から我が国を守る為に活躍し、その後の日本の軍事上での活躍を支えたのです。日露戦争でロシアのバルチック艦隊を破った東郷平八郎は、小栗の娘婿とそのご子息を会食に招待し、小栗殿のおかげで日本海大海戦を戦えたと謝意を表しました。〝幕府の運命に限りがあるとも、日本の運命に限りは無い〟まさに大所高所に立っての英断が国を救う見本でした。他にも多くの優秀な幕臣が居たこともあわせて学びました。新政府軍であれ幕府軍であれ、皆懸命に信ずるもののために奉職した男達の生き方は、大いに見習いたいと思います。

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