東京de寺子屋:高杉晋作

31日に、東京de寺子屋に行って来ました。今回の寺子屋は、高杉晋作について学びました。参加者の中の1人が、自分の好きな偉人について調べて、皆の前で発表します。その後、主催者の山口先生がその人物についてまたお話いただくという流れですが、それぞれに切り口が違って実に面白いです。高杉晋作のまさに孤高の働きにより、あわや幕府に屈しようとしていた長州藩が、一気に倒幕へ向かう(功山寺での決起)というくだりが実に男児一世一代の大勝負!で、発表者はこのような晋作に大いに憧れ、都都逸や歌詠みの巧みさにも憧れていました。特に山口先生は歌詠みのほうを掘り下げてくださり、野村望東尼(のむらぼうとうに)との歌のやり取りに、晋作の素顔を見つける楽しみを教えてくれました。この二人の歌のやり取りで最も有名なのが、晋作の辞世の句となった〝おもしろきこともなき世におもしろく〟(晋作)〝すみなすものは心なりけり〟(望東尼)の一首です。29歳の晋作と63歳の望東尼の歌のやり取り。晋作の愛人である22歳のおぐのさんと3人仲良く暮らした晋作の最後の歌。歴史上の人物が生身の人間として感じられた瞬間でした。師である吉田松陰に晋作が問うた〝男児の死に所〟に対しての松蔭の返事〝・・死は好むべきに非ず、亦悪むべきに非ず。道尽くして心安んず、便ち是れ死所。死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。・・〟という手紙によって晋作は心が決まったのです。偉人が偉人となった背景を知ることで、自分が小さな偉人になるには何が足りないかが見えてきます。後は自分の〝その時〟どう動くかが問題。

今回は前警視総監の伊藤哲郎氏も、山口先生の同級生として参加しておいででした。伊藤氏の少年時代は、皆憧れた戦国武将や偉人がいて、歴史や偉人について子供達も普通に、かなり詳しく知っていたそうです。自分の好きな偉人の方がすごいのだと友達と言い争ううちに、みんなが自然に正義の味方になっちゃったのですね。

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