高根沢町《土作りセンター》ほか

連日堆肥化センターへ見学に行っておりますが、高根沢は平成12年からやっているので早いほうです。ほとんどが機械なので人は常時3人でやっています。機械のメンテナンスは随分掛かるようで、年間平均1000万円の修繕予算を持っています。堆肥販売と処理量の収入が1000万円ほどで、経費が3800万円(人件費含む運営管理委託料)。他に生ゴミの収集に1600万円かかりますし、生分解収集袋の町負担コストが580万円ほど掛かるようです。堆肥は農家の方には好評のようで,足りないほどです。年間約6000㌧の材料を入れて1500㌧程堆肥が出来ます。約20000人のエリアを対象(約7000戸が協力)に週2回回収して日に2.5㌧の生ゴミと日に13㌧の牛糞にもみ殻を混ぜて16m×60m×2mの発酵槽へ送り42日かけて堆肥にします。比較的期間が短いのでもみ殻の形は残っていますが、発酵温度も75℃以上になるので大丈夫のようです。設備は7億ほどかかったようですが町は4分の1で済んでいます。気になるのは毎年の持ち出しの多さですが、反面、可燃ごみ収集費用が770万円・可燃ごみ処理費用が1170万円削減されており、様々なコスト削減の努力を駆使しながら、環境施策への予算配分を生み出しているそうです。給食センターの車2台を天ぷら油の廃油で走らせる仕組み(BDF事業)も導入しているし、ペットボトルの蓋も回収していたりで、環境活動は先進です。住民の皆様と十分に議論を重ね、将来にわたって〝何が大切か〟を追求した上で、限られた予算をこうした環境施策へ向ける選択をした高根沢町の町民と行政マンに敬意を表します。ひるがえって当方も、近隣に沢山の環境施策先進者を持つメリットを有効に生かして、更に考察を進めてゆきます。

投稿カテゴリー: ごみ問題, 調査報告. 固定リンク.

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